ウィスキーその4
[製造工程]5~8 ①製 麦・②仕込み・③酵 母・④発 酵・ ⑤蒸 溜・⑥熟 成⑦貯 蔵・⑧詰 め ⑤ 蒸 溜 蒸溜とは、液体を加熱し、沸騰点のちがう揮発成分を分離・濃縮することです。ウイスキーの場合穀物を発酵させたアルコール含有液 ウォッシュ(もろみ)を蒸留機にかけてアルコール濃度の高い酒を取り出すことです。 「スコッチの熟成にはバーボン樽が使われます。バーボンは新樽でしか 熟成できないため、スコッチが廃樽をうまくリサイクルします。 ⑥ 熟 成 ニューポットをホワイトオークでつくった樽の中で寝かせると、やがて荒々しかった香味は芳香とまろやかさをもち、無色透明の液体は、深い琥珀色に生まれかわります。これを樽熟成といいます。樽の中では、樽材を通して不要な成分が空気中に蒸散していったり、徐々に樽に入ってきた空気によって原酒の成分が酸化したり、またエステル化が進んだり、樽材からリグニン、糖類、オークラクトンなどの成分が溶け出し微妙に影響しあうことによってウイスキー独特の香味成分が生成されてゆきます。熟成期間は一概に長ければ長いほどよいということではなく、ニューポットの個性、樽の種類、熟成の仕方で熟成年数は変わってきます。それぞれに最も適した熟成年数を見極めることが大切です。熟成が「時の技」と神秘的に表現されるのはそのためです。熟成年数の違いによってさまざまな個性を持ったモルト原酒が生み出されますが、20~30b年の長期熟成に耐えうるウイスキーはまれで、良質なモルトのあかしといえます。 ⑦ 貯 蔵 蒸留を終えたニューポットはオークの樽に詰め、貯蔵庫でじっくり寝かせます。貯蔵中のウイスキーは樽材を通してゆっくりと外気を呼吸し、樽材から溶け出してくる微量成分と溶け合いながら、やがて琥珀色に色づき、まろやかな香味を備えていきます。樽は揺り籠。ウイスキーは樽貯蔵なしには生まれません。 ⑧ 詰 め ブレンド、後熟を終え、磨き上げられたウイスキーは、瓶詰め工場でボトルに封じられ、真新しいラベルが貼られます。そして機械と人の目との厳しい品質チェックを受け、合格したウイスキーだけが出荷されますなの 「左はドイツのバラ その名も 「Whisky」 ウイスキーの グラスに光を当てたような綺麗な色調のバラです。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウィスキーその4続きは次回に 5月19日は「父の日」 プレゼントにこの1本を シングルモルト ローランド オーヘントッシャン 21年 正規 価格¥3万3626円 ローランドモルト最高級品。 豊かなボディー、柑橘系の風味に富み、 複雑味、繊細さ、熟成によるまろやかさを感じます。
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