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2011年7月 6日 (水)

清酒と健康

日本酒で糖尿病を防ぐ?

 糖尿病は、インシュリンという物質の欠乏によって引き起こされます。
 インシュリンが欠乏すると、血液中のブドウ糖がうまく代謝されなくなって、
 尿中に糖が出、糖尿病の症状になるのです。

 この糖尿病を防ぐインシュリン様活性を持つ物質が、愛媛大医学部の研究に
 よって酒粕抽出物や生酒から発見されました。
 糖尿病の原因になると漠然と思われていた日本酒ですが、
 その“悪玉 説”は覆された訳です。

 その他日本酒には、高血圧予防効果、健忘症(呆け)防止効果 、
 骨粗鬆症予防効果などがある事も近年の研究で明らかにされています。

日本酒は肝臓に優しい?

 酒の種類と肝硬変の関係を調べた研究では、日本酒だけが男女共強い負の
 相関関係があり、肝硬変やガンの死亡率が低いとの結果 が出ています。

 実際肝硬変の患者数が、日本酒圏の東北の方が、焼酎圏の九州より少ない
 点は興味深い所です。また、飲み過ぎが原因とされる肝臓のトラブルに
 脂肪肝がありますが、

 近年、日本酒中にアルコール性脂肪肝を防ぐ働きを持つ成分
 グルタチオンが見つかり、話題になっています。
 ちなみに肝臓がアルコールを分解する速度は、1時間に約8g(体重1kg当たり)。
 アルコール1合を完全に代謝するには約3時間かかります。

日本酒で美しくなる?

 日本酒には昔から、民間伝承的に優れた美容効果があるとされています。
 例えば酒風呂は、日本酒の成分が持つ保温・保湿効果 を活かしたもので、
 身体を温めお肌をしっとりさせてくれます。

 また、米麹に含まれるこうじ酸は、細胞を活性化させる作用や、
 メラニンの生成を抑える事による美白効果も期待されています。
 このことから、養毛・育毛剤や化粧品の原料としても使われています。

 その他、肌荒れ防止、アトピーの予防、さらには、蛋白質の吸収を促す
 事による肥満防止効果等についても、大いに期待が集まっています。

適度の飲酒、一週間に2回の休肝日を必ず行いお酒をお楽しみください。

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この続きは次回に(日本酒用語集)

純米 因幡の亀の尾 1800ml 瓶 
売価¥2,980円

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漫画やTVで話題になった「夏子の酒」の幻の米「龍錦」のモデルとなった
米「亀の尾」仕込みの純米酒。簡単には手に入らない契約栽培という
特殊限定米「亀の尾」仕込みのこのお酒は年間3000本の限定販売です

飲酒は20歳になってから。未成年の飲酒は法律で禁止されています。
飲酒運転も法律で禁止されています
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
ほどよく、楽しく、いいお酒を。飲んだ後の容器はリサイクルにご協力ください。

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